心躍る学びのつれづれ

維摩会 春秋館でお釈迦様の教えを学んでいます

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

私たちのスーパーヒーロー

「維摩尊者」という方をご存知でしょうか。 聖徳太子によって初めて日本に解説された仏典の一つ「維摩経」に登場する人物です。古代インドの富豪で、お釈迦様の在家の弟子となったといわれています。 1〜2世紀当時のインドでは部派仏教と呼ばれている教団が…

大事なタイミング

今、このオオムラサキツツジの光景が街のあちらこちらに見られ、咲き誇っている。 低木の生垣として道路沿いにもよく見られる。新緑が綺麗だが花がない。あったとしてもぽつんぽつんと、ところどころに見られるだけだ。 花が咲き終わった直後に剪定をしない…

96才の武勇伝

今度は96歳の母が腰が痛いと言う。いつもとは違う様子にかかりつけの整形外科に一緒に行った。骨折やひびはないとのことで一安心した。 40年前に変形性股関節症で両側の大腿骨頭、受け皿共に人工関節の手術をしている。30年が耐用年数と言われていることもあ…

身を滅ぼす過ぎたる自己執着

仏教の大きなテーマの一つに「執着を去る」があリます。 先日の維摩会 春秋館の講義で、唯識学の四分義の中の自証分、証自証分の実修があった。その日は自己執着を観るということで、その具体的な例を幾つか上げてくれました。どれもこれもいつも普通にやっ…

低血圧性マイナス思考

叔母の「低血圧による起立性めまい」と聞いて、思い至ったことがある。 私も低血圧である。 兎に角、体を動かしているのが好きで、というよりじっとしていると調子が悪くなってくる。 最近、早朝ウォーキングが日課になりつつあるが、その日の午後は、叔母と…

筋肉貯金、骨々貯金一日にして成らず

叔母は入院して直ぐ「低血圧による起立性めまい」です、と言われた。 ベットから降りようとして尻もちを着いたとの叔母の説明だが、自分でもよく分かっていないようで、それ以上の説明はない。 前二回の夜のトイレの際の転倒は睡眠薬の服用と思われ、リハビ…

後期高齢者と後期高齢者予備軍の初Web面会

尻もち転倒で入院して一週間経過した叔母91歳と、昨日初めてWeb面会をした。 こちら側は主人の母(叔母の姉)、主人、私、私たちも初めての事だったので、少々ドギマギしながら始まるのを待っていた。96歳の母には事前に説明はしたものの、これからやろうとし…

狂った季節

今年の1月2月は本当に寒かった。待ち遠しかった春は来たものの、その様相は今までとちょっと違う。 春は三寒四温といって以外と寒さと暖かさが入り乱れる季節だが、それが半端ない。 春を通り越し、初夏を思わせるような日だったか思うと、冬のコートを引…

骨粗しょう症の薬

大腿骨の骨密度が若い頃に比べて70%を下回ると骨粗鬆症となる。私は69%だった。 町の整形外科での血液検査の結果は、造骨細胞、破骨細胞 ビタミンDの値は正常範囲内の最低ライン。Caは不足気味とのこと。 骨は古くなった骨組織を破骨細胞が分解、そして造骨…

こんなの見たことない!!

朝のウォーキングの事、家を出て直ぐの公団フェンス沿いを通り過ぎようとした時、 何やら植物の葉の剣先に朝日を浴びてキラキラと光る朝露?を発見した。 近づいて辺り一面に目をやると、きらきらした小さな朝露の粒が一面に広がり、見たことのないファンタ…

春秋館の新人たち

玄関アプローチにあるプランターの脇に見たことのない双葉の発芽を見つけた。何かと思っていると、それは紅葉の葉の形になった。 1メートル先に紅葉の木があるので頷けた。 でもいつ飛んできたんだろうか興味が湧いてきた。 秋、紅葉する前、葉っぱがまだ緑…

救急車初出動!!

尻もち転倒して動けなくなった叔母と共に救急車に乗り込んだ。馴染みの2件の病院に断わられ、ようやく受け入れて貰った病院は、地名としては聞いたことがあったが、知らない病院だった。そこそこ走って救急車が漸く病院に到着した時は、もう真っ暗っだった…

二度あることは三度ある、救急車出動!!

昨日、同じ敷地内に住む91歳の叔母が尻もち転倒で一週間ほどの入院となった。 5年前に転倒して片方の大腿骨を骨折して人工関節に、そしてそれから2年後やはり転倒してもう片方の大腿骨も骨折で人工関節に。 前二回は夜間のトイレの際の転倒だったが、今回は…

連携プレーで水難救助(妄想)

最近の朝のウォーキング、その日の状況に合わせて五千歩か一万歩か、の行程で行ける公園を選んでいる。そのどちらも水量がある池を囲んでの公園、当然のようにボート施設がある。 ある朝、おじいさんと孫二人で乗っているボートを見ながら歩いていた。 ふと…

30年越しの実践の教え

現在、維摩会 春秋館で仏教の最高峰の教え、唯識学を学んでいる。 四分(しぶん)の中の一つの要素の説明を聞いて驚いた。 入会以来、言葉こそ違うが、ずっと指導を受け、実修してきた内容だったからだ。 この方法によって今の自分があると言っても過言ではな…

〈希望〉のてんこ盛り

実家の裏にあった児童公園は幼い頃からの遊び場だった。 そこには早春に地面から真っすぐに伸びた何本もの枝に、鮮やかな黄色い花だけを一面につけるレンギョウがあった。 こんもりと盛ったその花は、ままごと遊びの御馳走だった。 花言葉が〈希望〉〈希望の…

金木犀の恩返し

金木犀は春に10センチ以上の新芽を出す繁殖力旺盛な木である。 維摩会 春秋館の金木犀は鬱蒼と生い茂っていた。前に立つと「そろそろ限界!」との声が聞えたような気がした。 仲間が枝を透かしてくれ、私は木の中に入り、枯れ枝を取っていると、数本の枝を…

母から受け継いだもの

母の三回忌に、母お手性の見覚えのある針山を貰ってきた。解体して布地を洗ってみた。ウール地のため虫食いがあり、また汚れがとれない。綺麗なところを使って針山をリメイクしてみた。 大きな手で長い縫い針を使って裁縫をしていたことを思い出す。 自分も…

主婦、仏教哲学を学ぶ

針仕事が好きな普通の主婦が仏教哲学を学ぶことになった。 維摩会 春秋館に出会うことがなければ、人生の中でその選択肢はあり得なかったと思う。 以前の自分もそうであったように、一般人において仏教から連想されるものは、仏事の際の僧侶の唱えるお経だと…