叔母は入院して直ぐ「低血圧による起立性めまい」です、と言われた。
ベットから降りようとして尻もちを着いたとの叔母の説明だが、自分でもよく分かっていないようで、それ以上の説明はない。
前二回の夜のトイレの際の転倒は睡眠薬の服用と思われ、リハビリ病院入院中に飲まない生活習慣へと移行してもらった
なのでまさか!また!?どうして??と思ったが、この知らせで合点がいった。
体を動かして疲れると直ぐ横になって動きたがらない叔母は、筋肉が徐々に衰えるばかりで最近ちょっと危なっかしいなと感じていた、矢先のことだった。
面倒をみている母が「私が早く早くとせかしたからかなぁ」としきりに悔いているので、起立性めまいが原因だったこと、今まで一生懸命叔母の面倒みてきたこと、母でなければ出来ない事と励ました。
ますます理解力が衰え、最近は時々意識の混濁もある妹を見て、切なかったり、イライラしたり、不安になったり、焦ったりしたのだと思う。
遅きにあらずかもしれないが、二人とも、これ以上筋肉を衰えさせないように、ゆるゆると体を動かせる場所に定期的に行くのが必要だと思った。
二人の姿は、日々のかかと落とし、朝のウォーキングのモチベーションとなっている。