心躍る学びのつれづれ

維摩会 春秋館でお釈迦様の教えを学んでいます

ふかふかの感触

本朝、まだ雨が降ってきていなかったので、いつもの公園に出かけた。

木立の中の土の上を歩いていると、ちょっと走ってみようと思い、歩いているのと大して変わりない速度だが、走ってみた。

今にも雨が降ってきそうな空模様だったので、涼しいせいもあり 結構気持ちが良かった。

「これいいかも!!」

土のところはずっとそんなに続くわけではないので、当然アスファルトが出でくる。

そこも同じように、走ってみて違いに愕然とした。

勿論、土の方は積もっている落葉で、ふかふかとしていて柔らかいが、単に固さの問題だけではなかった。

木立の中をふかふかした土の上を走っていると、なんとなく楽しいのだ。そしてアスファルトの上を走ると、平らでデコボコはないので、その意味では走りやすいが、全く違うのが、よく分かった。

子供はこの土の上で育てないといけないと強く思った。

でも私、あれ幾つくらいだっただろうか、小学校に上がる前だったとは思う。

いつも通っていた道が、雨が降るとドロドロになり、履いている靴が汚れたり、通った車で泥跳ねがかかったりと、子供心に大変な思いをしていた所、その道が舗装され、それらの悩ましいことから一切解放された嬉しさを、強烈に覚えている。

都会生活の快適さを全部捨てて昔の生活を取り戻そう!!

とは思わないが、都会生活だからこそ、こんもりとした森は必須だと思った。

木立の中の土の上を走るコースを選択して、回ってみようと思った。