今か今かと、開花時期の予想が賑やかだった桜も、すっかり葉桜、新緑の季節も進み、時は留まることなく過ぎていくが、遅ればせながら、今年の桜を振り返ってみた。
以前のお花見は、「満開の見頃」を見定めて、主人の仕事からの帰宅後、大急ぎで日が暮れる前に、家族皆で車で15分程の所へ出かけ、延々と続く桜のトンネルをくぐったり、公園では見事に咲いた桜の大木や、他の花々も堪能した。
しかしここ数年は、そんなお花見が出来なくなっていた。
コロナのせいで、揃って出かけることがなくなったせいもあるかもしれないが、今年は特に満開の見頃という、一括りでは表現出来ない咲き具合だったように思う。
木々によって、違っていたし、その咲いている感じや、散り方が今まででにない様相を呈していたように思った。
これだけ気温が激しく乱高下しているからだろうか。
今年のソメイヨシノのお花見は、初めて歩く道の途中だったり、
4/6(土)
最寄り駅への、いつも通る道では
4/8(月) 見たこともない丸いぼんぼりのような、咲き方、
散り際ではあったけれど、青空バックの桜がなんとか見れた。
4/10(月)
そしてなんと!!
今年の二人でのお花見は、初の八重桜となった。
やっと休みの時間が合ったその日、去年私が見つけたお花見スポットに出掛けることにした。
勿論ソメイヨシノは終わっていて、その広場の片側をぐるりと、囲うように植わっている八重桜を見にきたわけだけれども、そこそこ咲いているものの、早すぎるのか、期待する感じとはちょっと違っていた。
ちょっとがっかりしながら、
大きなグランドを挟んで遠くにピンク色の木が見えたので、そちらに歩いていってみると、見事に咲いている、一本の八重桜があった。
贅沢にも人は居らず、その下でおにぎりを食べ、ゴロリと横になり、見上げる八重桜は格別だった。
4/15(月)
「なんとか滑り込みセーフでお花見出来たね!!」