ユーミンの「春よ、来い」の冒頭の歌詞は、
淡き光立つ 俄雨
いとし面影の沈丁花
溢るる涙の蕾から
ひとつひとつ香り始める
ですが、沈丁花の花が咲いていく様子にぴったりだったので、ちょっとご紹介。
咲いてきた沈丁花の全体の様子
蕾の時は赤いというか、あずき色の紡錘形、これを涙の蕾と表現しているんですねぇ〜
そして、一つづつ咲いていって、
蕾がみな咲くと、白い花の固まりになります。
歌詞のように、一つ花が開くと、とても良い香りを放つようになり、開いた花が増えていくにつれて、どんどんと香りが強くなっていき、側を通るだけで、その香りのシャワーを浴びて、幸福感に包まれます。
是非是非、側を通ったら、立ち止まって、香りを楽しんでみて下さい!!
季節の移ろいに寄せて、主人公の心情を歌う歌は、心に響きますね!!
本日の朝、昨夜降った雪を見た時、イルカの「なごり雪」の歌が頭の中で響き、
「東京で見る雪はこれが最後ね」とさみしそうに君がつぶやく〜
の歌詞が思わず思い出されました。