心躍る学びのつれづれ

維摩会 春秋館でお釈迦様の教えを学んでいます

96才の武勇伝

今度は96歳の母が腰が痛いと言う。いつもとは違う様子にかかりつけの整形外科に一緒に行った。骨折やひびはないとのことで一安心した。

40年前に変形性股関節症で両側の大腿骨頭、受け皿共に人工関節の手術をしている。30年が耐用年数と言われていることもあって、いつもとても慎重に生活している。

当初、今年の冬は全く外へ行かず、暖かくなって急に二日続けて散歩に行ったのが原因と言っていた。

二週間前叔母が尻もち転倒したときに、立ち上がるのに手を引っ張って助けたと聞いていたが、よくよく聞いて見ると、自分の肩につかまらせ、倒れた本人を抱えるようにして引っ張り上げたというのではないか!!そしてまたベットまで行くのに、びっこを引いている叔母を抱えるようにして一緒に歩いたという。それも二回も。

聞いてもうびっくり!!ひやりと肝を冷やした。

直後は何ともなかったので、母の中でそのことはそんなに大きなことではなく腰痛の原因をよくよく考えて、そういえばこんなことがあったと話してくれた。

五人兄弟の長女で疎開先でも皆の面倒を見てきた母、妹が立てないのを見て、自分の体のことも顧みず、咄嗟に体が動いたのだと思う。

何とか痛みが治まってくれるのを祈るばかりだ。

叔母の次なるリハビリ病院の選択、転院、母の機能訓練型デイサービスへ通い始める為の準備と、様々なことが押し寄せている。コロナの関係で面談が電話で助かっている。