心躍る学びのつれづれ

維摩会 春秋館でお釈迦様の教えを学んでいます

世界最強の雑草!?

いつも行っている公園の近くに今年も同じような景色を見た。
最初は一本の筋のようだが、直ぐにホワホワした綿のようになり、種が飛んでいくようだ。

去年初めて気が付いた時は綿菓子のようで微笑ましかった。

ところが何日か後に前を通ったら、刈り取られていて、何も無くなっていた。

草刈り機で刈り取られたと思われる、ギザギザの葉っぱの切り口の残骸に心が痛んだ。

ところが!!なんと!!

この草の名前は『チガヤ』

畑などに侵入すると駆除が難しい植物で、国際自然保護連合(IUCN)が2000年に定めた世界の侵略的外来種ワースト100にもリストアップされ、世界最強の雑草などと呼ばれることさえあるとのこと。

その記載を見るやいなや、感傷に耽っていたことなんてすっ飛んだ。

どうしてもっと早く刈り取らないんだ、綿毛になって飛んで行くの阻止しなければ。

我ながら変わり身の早さに可笑しかったが。

種もそうだが、地下茎で繋がっているので、この根っこをとりきるのが難しく、冬が来て上部が枯れても、また暖かくなると生えてくるとのことだった。

それがなんとお世話している維摩会 春秋館の一角に数本見つけたのだ。

いつもの雑草取りが後手に回りいつも生えていない種類を本日ようやく取ることが出来たが、その中に混じっていた。

見つけた時はドキリとしたが、来年3、4月に単子葉の葉っぱの段階で抜き続ければ広がることは無いと知って安心した。

梅雨が明けてあのモーレツな暑さが来る前にもうひと頑張りして他の雑草たちも取らなくてはねぇ〜