心躍る学びのつれづれ

維摩会 春秋館でお釈迦様の教えを学んでいます

変わる言い慣わし

今年は金木犀の香りが強いように思う。3日前、朝外に出ると外の空気が金木犀の香りで満ち満ちていた。その日は何処にいっても、この香りに出会った。周りを見てみるとどの木にも、どの木にも沢山の花が付いている。
本朝も外に出るとやはり香っていたが、近くの木の花は既に散り始めていた。

しかしこの木の花の色はクリーム色だ。
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いつも見る花はオレンジ

調べてみると銀(ぎん)木犀という木もあるが花はもっと白く、薄黄(うすぎ)木犀の花の色が近いが本当の所は分からない。

朝晩は大分涼しくなって秋の気配だが、日が昇り始めると日射しは強く日中は結構暑い。

「暑さ寒さも彼岸まで」の言い慣わしは、本当に見事に自然現象を現していて、春の春分ではその日を境に寒さが和らぎ、秋分では暑さが影を潜めた。

9月23日の秋分の日を過ぎても夏と変わらない蒸し暑い日中に思わず
「どうしたんだ!もう秋分を過ぎたのに!」と呟いた。
そしてハタと
「そうかぁ暑さ寒さの基準が変わったんだ!!」と気が付いた。