心躍る学びのつれづれ

維摩会 春秋館でお釈迦様の教えを学んでいます

思いの他、巡る季節


ウォーキングを始めた3月下旬の頃、新緑の柳と桜が主役だった。

対岸の柳も枯れ木をバックに際立っていた。

それがどうだろう、あの時の柳はすっかり溶け込んでいる。

岸辺の水性植物の変化も著しい。

寒さが緩み暖かさがましてきて、桜の開花が話題に上がる。
そして桜が咲き始め満開を経て散ると次に木々の新芽が芽吹き出す。
新芽のエネルギーに人の身体も心も躍動感に満たされる。
だんだんと強くなる日射しに呼応するかのように新芽はどんどん成長していき、その色も黄緑から濃緑へと変化していく。
いつの間にか、こんなに緑に溢れていたとは驚きだった。気が付くと、変化の時の躍動感は安定感に変わっていた。