心躍る学びのつれづれ

維摩会 春秋館でお釈迦様の教えを学んでいます

四季ではなく二季?

本日、ようやく居間の敷物を冬仕様から夏仕様の井草に変えました。

去年まで使っていたものは、この数年の使用でボロボロになり既に廃棄、今年は新しいものを購入する予定でいました。
それが、あのいきなりの猛暑、そして梅雨明け、購入するために出かけていく気にもなれず、本日用事で出かけたついでに、ようやく実現化しました。

新しい井草の香りに包まれていると、子供の頃、学校から帰ってくると、年越しの為の畳替えで、真新しい畳とその香りに、心がとても華やいだことを覚えています。
そしてこのように井草の上にゴロリとしていると、小学生時代の夏休み、プールから帰宅後、窓からの心地よい風で昼寝をした時の畳の感触、起きた時にほっぺたに畳の跡が付いたことなども思い出しました。

例年、梅雨時はまだ肌寒い時もあり、開けると自然の流れで敷物を夏仕様に変えようと思うものでした。
そして昔の数々の思い出、全て優しさに溢れているように思いました。
それが最近の気象の激しいこと、近年毎年起こっている豪雨、線状降水帯による水害、今年の厳しい寒さ、そして先週の猛暑日の連続など、激しいことこの上ないです。
気候はそこに住む人の性格を繁栄するといいますが、穏やかに変化することがなくなり、いきなりの冬、いきなりの夏と、春と秋の存在が希薄になりつつあるように思います。
日本人の性格もそのように変わってきたということでしょうか?