心躍る学びのつれづれ

維摩会 春秋館でお釈迦様の教えを学んでいます

優しい季節の喪失

日曜の朝、外に出ると久々の感覚、涼しかった!!

朝7時40分の気温20.1度、湿度70%、湿度がもっと低かったら、もっと涼しく感じるに違いない!!

出かける前、玄関からちょっと出て現在の気温を体感してから部屋に戻り、着ていく洋服を考えた。長袖に薄いジャケット?

しかし部屋に戻って動いていると、長袖?薄いジャケット?、外ほど気温は下がっていないので、身体は夏仕様のため長袖とは考えられない感じがする。

出かける時はジャケットは着ることなく、バックに入れて外に出た。

長袖のみで正解、しかし時折風が吹いてくると、もう一枚必要かとも思うが、正直寒いんだか、暑いんだがよく分からない。

外に出てみて家が温まっているのが分かった。
今までの季節の変化では徐々に気温が下がっていったので感じることはなかった感覚だ。

外気温と室温に違いがあるのは当たり前だが、急激に気温が下ったため、室温がそれに相応する温度になっていない。

9月に入っても真夏が続いたのは初めてだし、そして本日のように急激に気温が下ったのも初めての体験だ。

温まった家だって直ぐには温度が下がらない、人間の身体だって同じかもしれない。

本日の朝の6時では更に下がり、17.1度長袖でも寒く感じたが、歩き出すと丁度良かった。

夏から冬への間にあった秋、夏の疲れを癒し来たるべき冬の寒さに備えるため当然のように享受していた秋、それが当然ではなくなってみて、なんと優しい季節だったのかと思う。

「昔はね、秋という季節があってね、夏もこんなに暑くなくてね、9月に入っても夏日が連続することはなかった。」どんなに言葉を尽しても、かつてあった日本の秋を知らず育った世代に説明することは難しいだろう。

そんな時が本当に来るのだろうか、思いもしなかった!!


昨今はヒガンバナブームのようでアチラコチラの庭先でもよく見る。自動車ショールームの前の街路樹のオオムラサキつつじの間から顔を出していた。どこかの企業とは異なり、お店の人が球根植えたのかなぁ。