維摩会 春秋館でお世話している生垣で、ずっ〜と名前か分からない常緑樹の生垣がありました。
もちろんレンズアプリで調べていましたが、上手く名前にいき当たっていませんでした。
それが先日の散歩の時、公園で同じ感じの植え込みをみつけました。
側に近寄って見てみると、確かに似ている。
そして枝の間に樹木の名札を見つけました。
「ウバメガシ」??!
そして次にその木肌をみて確信しました。
縦にヒビが入ったような独特の感じがそっくりだったからです。
春秋感の生垣は少し元気がなく、それで亀裂が入っているのかなぁと漠然と思っていたので、見慣れた光景でした。
ウバメガシ!!!
早速調べました。
ウバメガシは潮風や排ガスにも強く丈夫なドングリの木の1つの種類だそうです。
花が咲く時期は4月~5月とのことですが花が咲いた所は一度も見たことがなく、なので秋に実るドングリも見ていません。
乾燥や大気汚染にも強くて成長が遅く、葉が密生して育つことから、生垣に使われることが多いそうです。
土壌も選ばずとても強い品種だそうですが、しかし、日当たりだけは良い所を好むとのこと。
この説明を見て、春秋館のこの生垣が今一元気がない理由が分かった気がしました。
生垣はある程度の長さがあり、その真正面から日が当たる時間が少ないためと思われました。
葉の生える力がとても強くたくさん生えてくるので、剪定しないと日が当たらず、根元のほうは枯れてしまうことが多いので注意が必要とのこと。
そういえば去年はこの密生した生垣の中に蜂が巣を作り始めて慌てました。小さな内に取り除くことが出来ましたが、また作らないようにと葉を透かしていると、巣が作られた場所は背後から側面にかけて密生した葉や小枝でしっかり守られ、割りと近い全面の通りからは少し奥まった位置で、シーンと静かでとても落ち着く場所でした。
さすが!!と思いました。
風通しもそうだけど、もっと透かしてあげることで、日が当たる時に隅々まで光が届くようにして上げようと思いました。
このように名前が分かると色々な情報から、樹木に合った適切な対処が出来るのが何よりと思いました。