心躍る学びのつれづれ

維摩会 春秋館でお釈迦様の教えを学んでいます

超強いウバメガシ?

ウバメガシは「木の雑草」と言われるくらい丈夫な性質を持つと言われるそうてすが、寒さにはやや弱く、北関東が北限だそうです。

海岸や岩場に多く、しばしば密生した森を作り、日本の暖地では海岸林の重要な構成樹種の一つだそうです。

瀬戸内海地域の急傾斜地においては温暖・乾燥であるとともに、地形的な要因に伴う保水力の低さ、そして汐風が当たるという大変厳しい場所でも森を作っているそうです。

そして炭の中でも最高品質の高級品で最も有名な備長炭は、和歌山県のウバメガシを原木にしたものだそうです。

ウバメガシの材質は密で硬いため、これから作られた備長炭は火がつくのは時間がかかるものの、一度火が付いたら
火力は安定して燃焼時間はバツグンとのことです。

名前が分からない内は余り見ない樹木なのかと思っていましたが、どうしてどうして全く正反対でした。
日本の暖かい地方の海岸では森を作っているみたいです。
ましてや有名な備長炭の材料とは。

しかし、かつては病気や害虫に強いとされたが環境によってはうどん粉病カイガラムシ、ハマキムシ、その他の害虫にあいやすい。との記載に出会い納得。

自然の中の海岸で、荒地であり水が少なく潮風にさらされても丈夫に育つとしても都会の環境の中ではどうなのか。

公園で伸び伸びと育っているものに比べて、家の生垣になっているものは葉っぱの大きさも小さく、うどん粉病になっているものも見ます。

お世話している生垣もかつてうどん粉病になり、回復しましたが、今でもちらほらと粉を撒いたような葉っぱをみることがあり、その都度粉を撒き散らさないように、そっとカットして袋に入れて廃棄しています。

ウバメガシになるドングリは私たちがよく知っているドングリより小さくひしゃげているので、見ればすぐ分かるとのこと。

生垣なので伸びた枝はカットします。なので花芽は切られてしまい、ドングリ見てみたいですが、難しいですよねぇ〜



近所の家の生垣に利用されているウバメガシ
公園で伸び伸び育っているのと違って葉の大きさが全体的に小さいです