心躍る学びのつれづれ

維摩会 春秋館でお釈迦様の教えを学んでいます

ガンバレ猫じゃらし

散歩コースの住宅街の空地、この前を通る時一面を覆って生えている雑草の色が気にいっていた。7月中旬撮影してみた。

本日その前を通った時その中に濃い緑の固まりを見つけた。

今時は直に調べられる。
メヒシバ、オヒシバと名前が分かった。よく見る雑草だが名前を調べようと思ったことはなかった。
昭和天皇陛下が「雑草という名の草はない」とおっしゃったのは、植物学者の牧野富田郎氏の言葉を引用された言葉だそうです。
メヒシバは我が家の庭でも直ぐ生えてくるので、しょっちゅう抜いている。一方オヒシバは地面にガッツリと根を張って引っ張ったくらいでは抜けないので、釜で地面スレスレでカットしている。メヒシバとオヒシバの違いはオヒシバの方が穂の太さが太いという。
多分生え始めた頃は両者の違いは分からず抜いているが、抜かれるのを逃れたオヒシバは育って地面に根を張ったのであろう。
両者の穂の違い生え方など、既に見慣れた景色だったので、説明文をみて自分の記憶と合致していて興味深かった。

この空地全面を覆っているのは、エノコログサ、通称「猫じゃらし」子供の頃どこにでも生えていたように思うが、こうやってまとまって生えているのは最近以外と見ないように思った。

メヒシバ、オヒシバはこれから秋に向かって穂を出し種を地面に落としたり、飛ばしたりしてここのエノコログサの繁殖域を侵食いくのだろうか。

自分の領土を広げようとするのは、人も雑草も一緒だ。