心躍る学びのつれづれ

維摩会 春秋館でお釈迦様の教えを学んでいます

老人ホームの現実に直面

今週は91歳叔母の有料老人ホーム探しで始まり、昨日一応仮契約の運びとなった。

4月に尻もち転倒で右大腿骨の剥離骨折で入院、その後はリハビリ病院に移動して来月末で3ヶ月となり、退院しなければならない。

97歳の母は仮に叔母が家に戻ってきても、以前のように面倒をみる自信がないと言っていた。

叔母にどのように話そうか、と思っていた所、前回のオンライン面会で叔母の方から、たどたどしい話しではあったが、前のように家でやっていく自信はないとのこと、「じゃどこか探すね。」との会話になった。

リハビリ病院退院後のことを考えていないわけではなかった。ご存知の方は分かると思いますが、所謂本人の状態が介護3以上でないと公的な施設である特養(特別養護老人ホーム)には入れない。(特養でも月額十数万円かかる)

叔母は今まで介護1だったが、怪我をしたことから介護の再認定を受けて、その結果が出るのが、6月下旬とのこと、ソーシャルワーカーの人の見解では、介護3になるかどうかぎりぎりのところではないかとの事だった。

仮に介護3と判定されても、その中で更に本人の身体状態や環境状況により、ABCの三段階に分けられ、一番重いAになったとしても、既に待機している人が百人近くいると聞いて、特養に入れるのは無理と理解し、有料老人ホーム探しとなった。

探し始めてみて、有料老人ホームには特養にはない、月額料金とは別に前払金があり、
近場の施設では、前払金に何千万円という数字が書いてある所もあり驚いた。
前払金、月額料金の数字が低いところを選んで電話を掛けてみると、それは「高齢者住宅」というジャンルでいわゆる自立出来ている人の高齢者用住宅であることを知り、また「グループホーム」というのも低い料金設定ではあったが、こちらは医者による認知症の認定が必要とのことで叔母は該当しない、ようやく「有料老人ホーム」と書かれているものから探すことが分かった。

同じ区内は料金的に高すぎるので、隣県を見てみると、今度は空きがある施設はぐっと遠くになった。そこで住んでいる区の、隣の区内で家から近い所を選び、数カ所に電話を掛けてみた。
その中で対応がしっかりしていて、感じもよく、料金設定も低い所を、早速翌日に見学に行ってみることにした。

その後、母や主人や近くに住んでいる93歳の叔父(叔母の兄)にも見学してもらい、結果仮契約となった。

今空いている一部屋は、比較的状態が良い人用で、看護状態がそれに該当しないと施設側が判断すると、待機となることを告げられた。

その一部屋を見学したとき、両面に窓があり、その明るさが決め手になった。

〈本日36度超えの空〉